名称 | 宮川及び周辺地域の積雪期用具 |
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ふりがな | みやがわおよびしゅうへんちいきのせきせつきようぐ |
指定区分 | 国 |
時代 | |
年代 | |
種別 | 民俗文化財 有形の民俗文化財 |
員数 | 2800点 |
大きさ・面積・様式等 | |
指定年月日 | 昭和62年3月3日 |
地区 | 宮川町 |
所在場所 |
飛騨市宮川町塩屋100 |
公開・非公開 | 一部公開 |
所有者 | 飛騨市 |
解説文 | 山国飛騨の宮川水系・庄川水系地域は、日本海側の気候で、冬期間の気象条件は非常に厳しいものがあった。 この資料は、旧宮川村及びその周辺地域の冬ごもりの準備から翌春の消雪するまでの期間の生活を裏付ける用具類を体系的に収集したものである。例えば、除雪に使用する木製の大きなヘラのような道具を「バンバ」といい、各地域によってそれぞれ大きさや形に違いがある。また、信仰用具としてオニノ顔を描いたものもある。履物は様々な形があり、用途により履き分けていた。また、冬ごもりに備えた味噌や漬物づくりに使用する用具もある。 このように、生活の知恵と工夫によって自然条件に適応しようとする意識の投影されたものが少なくない。これらは現在、飛騨みやがわ考古民俗館に保管・展示されている。 |