飛騨地方で唯一国の名勝に指定されている「江馬氏館跡庭園」は、中世武士の居館と庭園を復元した全国でも有数の場所です。名勝の活用として室町時代の武士の暮らしぶりを追体験するため、近接する道の駅のレストラン「ひだ小僧」において、飛騨市教育委員会と共同で、饗応膳の検討を行いました。
この度それが完成し、一般に食事の提供を開始と名勝の建物内で食べていただくことができるようになりました!
【江馬・室町饗応膳について】
食材・調理法・器など中世武士の食事や饗応の様子をイメージしながら献立を検討しました。江馬氏自体の記録は殆ど無いため、中世の絵画資料や同時代である朝倉氏や織田信長の饗応に関する資料も参考としました。飛騨地方の特産品(山菜、イノシシ肉、こも豆腐等)もふんだんに使用しています。
膳試食検討会動画
https://youtube.com/watch?v=lVPMM2jL-wQ (リンク)
※献立考案にあたって、平成30年10月25日に行いました。
【提供について】 詳細はこちらのパンフレットをご覧ください。
※10名様から。弁当形式3500円、試食会お膳形式6000円。
※料理の申込、問い合わせは「ひだ小僧」までお願いします。
※名勝庭園である館にも配達します(教育委員会に館の空き状況の確認要)。
※饗応食を食べた人は特別に館の入館料を無料となるほか、
希望する方には中世の酒器であった素焼きのかわらけを貸し出します。
飛騨市公式観光サイト内 https://www.hida-kankou.jp/gourmet/1000000622/?spn_move