名称 | 古川祭の起し太鼓・屋台行事 |
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ふりがな | ふるかわまつりのおこしだいこ・やたいぎょうじ |
指定区分 | 国 |
時代 | 江戸時代 |
年代 | |
種別 | 民俗文化財 無形の民俗文化財 |
員数 | |
大きさ・面積・様式等 | |
指定年月日 | 昭和55年1月28日 |
地区 | 古川町 |
所在場所 | 古川町内 |
公開・非公開 | 公開 |
所有者 | 古川祭保存会 |
解説文 | 古川祭の起し太鼓・屋台行事は、古川町の産土神である気多若宮神社の祭礼に行われる行事である。19日の神輿の渡御に合わせて屋台の行列が、獅子舞や闘鶏楽を伴って町々を練り歩き、19日21時からは勇壮な起し太鼓が行われる。 起し太鼓は、本楽祭の開始を知らせるためのものともいわれているが、大太鼓を据えた大きな櫓を大勢の半裸の若者がかつぎ、大太鼓の上にまたがった2人の若者がこの太鼓を豪快に打つ。 町を巡行する時には、小太鼓を担いだ付太鼓が、各町内から出てこの大太鼓にからみあう。せめぎあう大太鼓と付太鼓は男性的な祭の興奮を呼び起す注目すべき行事である。 各町の屋台は、9基あり、江戸時代後期に発達した祭屋台の形態をよく備えており、この中にはからくり人形を設けた屋台もあり、この種の祭礼行事の代表的な事例の一つとして重要なものである。 平成28(2016)年、ユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「山・鉾・屋台行事」として登録された。 |