飛騨市宮川町内で発掘された県指定文化財の考古資料と宮川町周辺から収集された国指定有形民俗文化財を収蔵展示しています。近年まで使われていた民具。長い眠りからさめた縄文時代の遺物。ここでは、山里に生きた人々の暮らしぶりを感じることができます。
2019年からは石棒クラブを立ち上げ、飛騨みやがわ考古民俗館を舞台にいかにして関係人口を増やしていけるか、という試みに挑戦しています。その活動を通じて、地方の小規模ミュージアムが存続する姿を、飛騨市なりに提示していきます。
石棒クラブホームページ https://www.sekiboclub.com/
宮川町を主に飛騨各地から収集された、江戸時代から近代までの民具・民俗資料を収蔵・展示しています。このうち積雪期用具2,800点が国の有形民俗文化財に指定されています。飛騨地方の民俗文化を知る上で大変貴重な資料であり、自然とともに暮らした人々の姿が身近に感じられます。
宮川町内の発掘調査で出土した、旧石器時代~縄文時代(約14,000年~2,500年前)までの考古資料(土器・土製品・石器・石製品)の一部を収蔵展示しています。収蔵点数は40,000点以上におよび、このうち1,845点が県の文化財に指定されています。信州と北陸の交流を示す縄文土器や祈りに使った石棒など、ゆたかな緑と清流に育まれていた、太古の宮川のようすを伝える貴重な資料です。
所在地 | 〒509-4533 岐阜県飛騨市宮川町塩屋104 |
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電話 | 0577-73-7496 (飛騨市教育委員会事務局文化振興課) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
開館日 | 2024年度の開館日はこちらよりご確認ください。 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 有(無料) |
アクセス | <高山市街より>車で国道41・360号経由約75分 <富山市街より>車で国道41・360号経由約60分 <JR打保駅より>徒歩で約10分 |